2026年6月現在、楽天モバイルの主力プラン「Rakuten最強プラン」の月額(1,078円〜3,278円)は据え置かれています。2026年5月の決算説明会でも値上げの発表はなく、三木谷会長も「値上げする発表ではない」と明言しています。しかし——
実は今まさに3つのリスクが同時進行しています。請求額がひっそり上がる「ステルス値上げ」、2026年9月末に迫る「auローミング終了」による電波リスク、そして将来的な「料金改定シナリオ」。楽天モバイルを使い続けるかどうかの判断材料として、これらを正確に理解しておく必要があります。
楽天モバイルは過去に「突然の大幅改悪」を経験しています。過去の経緯を知ることが、今後のリスク予測に最も役立ちます。
「Rakuten最強プランの月額は変わっていない」は正確です。しかしプラン本体以外の費用が静かに上がっています。
| 項目 | 変更内容 | 実施時期 | 影響 |
|---|---|---|---|
| ユニバーサルサービス料 | 電話+ブロードバンド分を合算請求に変更 | 2026年3月〜 | 数円〜10円程度の増額 |
| 請求書発行手数料 | 紙請求書の有料化・値上げ | 順次実施 | 紙請求利用者のみ影響 |
| 契約事務手数料(5回線目〜) | 5回線以上の追加で手数料発生 | 2025年〜 | 複数回線ユーザーのみ |
金額は小さいですが、「本体料金以外で少しずつコストを引き上げる」パターンはどのキャリアでも実施されており、楽天も例外ではありません。毎月の請求書を確認する習慣をつけておくことが重要です。
楽天モバイルは参入時からKDDI(au)の回線を借りて電波をカバーしてきました(パートナー回線)。この協定が2026年9月末をもって終了します。
さらに2026年6月からローミングエリアの縮小がすでに始まっており、川崎・横浜・大阪・兵庫など都市部の一部でも提供エリアが削減されています。SNS上では「6月に入ってからつながりにくくなった」という声も増加中です。
| 影響を受けるエリア | リスクレベル | 楽天の対策 |
|---|---|---|
| 地方・山間部・過疎地 | 🔴 高リスク | プラチナバンド整備・衛星通信(SMSのみ) |
| 都市部の地下・大型商業施設内 | 🔴 高リスク | 屋内基地局の整備(一部) |
| 都市部の繁華街・幹線道路 | 🟡 中リスク | プラチナバンドで概ねカバー予定 |
| 東名阪・政令市の中心部 | 🟢 低リスク | 自社回線整備が進んでいる |
なお、KDDIの松田社長は「楽天モバイルのローミング終了後はpovoを副回線として活用することを検討してほしい」と発言しており、事実上「auサブ回線への誘導」が始まっています。
現時点で公式発表はありません。しかし通信業界の経済論理から見ると、楽天モバイルが将来値上げをしない理由は「競合より安くないと顧客が離れる」という一点だけです。大手3社の値上げが進む中でこの構図がいつ変わるかを理解しておくことが重要です。
当面据え置き
段階的値上げ
プラン再編・実質改悪
| キャリア | 無制限月額(割引なし) | 値上げ有無(2026年) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 楽天モバイル ⭐ | 3,278円 | 値上げなし | かけ放題込み・海外2GB込み |
| ソフトバンク(メリハリ無制限+) | 5,478円(7月〜) | +550円/月(7月〜) | セット割なし。割引前の単独料金 |
| ドコモMAX | 8,448円 | 新プラン移行 | eximo新規受付終了・ドコモMAX移行 |
| au(使い放題MAX) | 7,238円〜 | 新プラン移行中 | 割引適用で下がるが単独では高額 |
| ワイモバイル(無制限) | 4,158円(6月値上げ後) | +330円/月(6月〜) | SBサブブランド・セット割あり |
2026年6月時点では、楽天モバイルからRakuten最強プランの値上げ発表はありません。2026年5月の第1四半期決算説明会でも値上げは発表されておらず、三木谷会長も2025年9月に「値上げします、という発表ではない」と明言しています。ただしユニバーサルサービス料などの周辺費用は静かに上がっており、「完全に変化なし」とは言えません。プラン本体の大幅値上げは2026年中は可能性が低いとプロは見ています。
エリアによります。東名阪の主要都市部・政令市の中心エリアは楽天自社回線(プラチナバンド含む)が整備されているため、影響は限定的です。一方、地方・山間部・都市部の地下・大型施設内など、パートナー回線(薄いピンクエリア)が残っている場所は2026年10月以降に圏外になるリスクがあります。また2026年6月からすでにローミングエリアが縮小し始めており、一部の方は通信品質の変化を感じ始めています。公式エリアマップで事前確認を強くおすすめします。
可能性はゼロではありません。2022年の0円廃止では20万以上の解約が発生し、楽天モバイルは大きなダメージを受けました。その教訓から、現在の経営陣は急激な料金改定を避ける方針ですが、「サービスの追加・変更を通じた実質的な単価引き上げ」(例:Rakuten最強U-NEXTパックのような付加価値セット化)は継続的に行われています。今後もこうした形での「緩やかな改悪」が続く可能性はあります。
現時点の選択肢として、ahamo(30GB・2,970円・ドコモ回線)が最も代替しやすい選択肢です。地方在住の方はドコモ回線の安定性が楽天より優れているというメリットもあります。データ使用量が少ない方はmineo(3GB〜・月1,298円)やIIJmio(2GB〜・月858円)も有力。無制限で安さを維持したい場合は、値上げ後の楽天モバイルの料金次第で、他社のMVNO+デュアルSIM戦略が現実的な選択肢になります。
KDDIとのローミング協定は2026年9月末が期限です。2026年6月からすでにローミングエリアの縮小が始まっており、今すぐ対策を取ることが重要です。まず楽天モバイル公式のエリアマップで自宅・職場の回線種別を確認。パートナー回線(薄いピンク)が残っているエリアなら、サブ回線(mineo・IIJmio・povo等)の追加を検討してください。乗り換えを決断する場合はMNP転出に数日かかるため、余裕を持った9月上旬までの判断が理想です。


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