最終更新:2026年5月
家族が代わりに手続きする完全手順
70代・80代向け
読了時間:約10分
👨👩👧
「親(70代)がドコモで毎月8,000円払ってる。格安SIMにしてあげたいけど手続きは自分がやらないといけないの?」
🤔
「80代の父のスマホを格安SIMに変えたい。でも親本人が使えなくなったら困るし、何に気をつければいい?」
📱
「老人向けのスマホでおすすめはある?機種ごと変えた方がいいか、SIMだけ替えるか迷ってる」
70代・80代の親御さんが大手キャリアをそのまま使っていると、毎月6,000〜9,000円のスマホ代がかかっている場合があります。格安SIMに乗り換えるだけで月3,000〜5,000円、年間36,000〜60,000円の節約が可能です。手続きは家族が代わりに行うことができます。
この記事では「70代・80代の親のスマホを格安SIMに乗り換える」ことを家族がサポートする観点で、選び方・手続き手順・注意点を完全解説します。
📋 この記事でわかること
70代・80代の親に向いている格安SIM3選(店舗サポートあり)
家族が代わりに手続きするときの完全手順と必要なもの
「SIMだけ替える」vs「スマホごと替える」どちらが正解か
乗り換え後に親が困らないための設定・サポートのコツ
💰 大手キャリア → 格安SIMで年間いくら節約できるか
月5,000円の節約 → 年間60,000円の節約。10年で60万円の差になります
70代・80代の親に向いている格安SIM3選
高齢者の親御さんに格安SIMを選ぶ際の最優先事項は「店舗サポートが受けられるかどうか」です。オンライン完結型の格安SIMは料金が安い一方、設定トラブルが起きたときに対面で相談できません。親御さんが自分でサポートを受けられる体制が整っているキャリアを選ぶのが安心です。
2,365円
/月〜(15GB・割引適用後)
◎全国約2,700店舗で対面サポートが受けられる
◎60歳以上は「60歳以上通話割」で無制限かけ放題が月880円(通常1,980円)
◎au回線で通信品質が安定・地方でもつながりやすい
◎らくらくスマートフォン等のシニア向け端末もセット購入可能
858円
/月〜(おうち割+PayPayカード割適用後)
◎全国のワイモバイルショップ・ソフトバンクショップで対面サポート可
◎家族が同じワイモバイルなら家族割で月1,100円引き(2回線目以降)
◎SoftBank回線で都市部・地方ともに安定した品質
※2026年6月2日から月220円値上げ。おうち割+PayPayカードGで回避可
748円
/月〜(1GB)
◎全国のイオン店舗内で対面サポートが受けられる
◎ドコモ・au両回線に対応。親御さんの端末に合わせて選択可能
◎シニア向けのスマホ教室を店内で定期開催している店舗あり
◎買い物のついでにサポートを受けやすい。イオンを使う親御さんに最適
3,278円
/月(データ無制限・通話無制限)
◎65歳以上向け「シニアプログラム」あり。オプションパックで1,100pt/月還元
◎データ・通話が無制限。使い方を気にしなくていいシンプルさ
◎全国の楽天ショップ・家電量販店でサポート可能
△地方・地下では回線が弱いエリアがある。事前に楽天エリアを確認する
📋
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「SIMだけ替える」vs「スマホごと替える」どちらが正解?
乗り換えの前に判断すべき最初の分岐点です。70代・80代の親御さんの場合、スマホを変えると操作に慣れるまで時間がかかります。どちらが適切かを確認してください。
| 判断基準 | SIMだけ替える | スマホごと替える |
| 今のスマホを気に入って使えている |
◎ SIMだけ交換でOK |
不要・変える必要なし |
| 今のスマホが3年以上前の機種 |
要確認(SIMロック・対応バンド) |
◎ この機会に新しくするのも良い |
| バッテリーが持たない・動作が遅い |
△ 根本解決にならない |
◎ スマホごと替えるべき |
| ドコモ・au・SB購入のスマホ(SIMロック確認が必要) |
SIMロック解除が必要な場合あり |
SIMフリー端末を新たに購入 |
| 操作に慣れた機種を変えたくない |
◎ 操作感が変わらず安心 |
慣れるまで混乱する可能性 |
✅ 70代・80代の場合の基本方針今のスマホを普通に使えているならSIMだけ替えるのが最善です。操作感が変わらず、データ・アプリ・連絡先もそのまま引き継げます。スマホを替える場合は同じメーカー・同じサイズの機種を選ぶと操作感の変化が最小限になります。
家族が代わりに手続きする完全手順(5ステップ)
成人した家族が親御さんの代わりに手続きをすることは可能です。ただし本人確認が必要なため、手続きの一部は親御さんと一緒に行う必要があります。各ステップで「誰が対応するか」を明示します。
家族が確認
今のスマホのSIMロック状態と月間データ使用量を確認する
親御さんのスマホを借りて以下を確認します。SIMロック:iPhone→「設定→一般→情報→SIMロック」/Android→「設定→端末情報」。月間データ使用量:大手キャリアのマイページアプリ(ドコモなら「My docomo」等)で直近3ヶ月の平均を確認。
ポイント:親御さんの使用量が月3GB以下なら安いプランで十分。月5〜10GBならUQモバイルやワイモバイルのSプランで対応できます。
家族が準備
必要書類を揃える
乗り換えに必要なものを事前に準備します。本人確認書類(親御さんの運転免許証・マイナンバーカード・パスポートのいずれか)、支払い用クレジットカード(親御さん名義のもの、または家族が支払いを管理する場合は家族のカード)、現在の電話番号。
注意:オンライン申し込みの場合、本人確認書類の写真撮影が必要です。事前に準備しておくとスムーズです。
家族+親本人
キャリアメールの移行・乗り換え前の設定変更(最重要)
乗り換えると@docomo.ne.jp等のキャリアメールが使えなくなります。銀行・クレジットカード・病院予約等で使っている場合は、GmailやiCloudメールへ変更が必要です。乗り換え前に親御さんに確認しながら変更作業を行ってください。
注意:70代・80代の親御さんはキャリアメールを使っているサービスを自分で把握できていないことが多いです。スマホ内のアプリを一つずつ確認する時間を設けてください。
家族が手続き
店舗またはオンラインで申し込む
UQモバイル・ワイモバイル・イオンモバイルは店舗での申し込みが可能です。70代・80代の親御さんがいる場合は店舗での手続きを強くおすすめします。家族が代わりに説明を受けながら手続きでき、SIMの開通設定もその場でサポートしてもらえます。オンラインの場合はワンストップMNP対応のキャリアを選ぶと簡単です。
持ち物(店舗の場合):親御さんの本人確認書類・現在使っているスマホ・支払い用クレジットカード・(MNP転出が必要な場合)MNP予約番号
家族が設定・親本人が確認
開通後の設定・操作確認をする
SIM開通後、よく使う機能が正常に動作するか確認します。電話の発着信・LINEの送受信・カメラ撮影・よく使うアプリの起動・緊急連絡先への電話。親御さんが「前と同じように使えること」を一緒に確認してから帰りましょう。
重要:Wi-Fiの設定も忘れずに。自宅のWi-Fiに接続しておくと、家の中ではモバイルデータを使わず通信料の節約になります。
乗り換え前に必ず確認すべき注意点5つ
⚠️ キャリアメールの失効
乗り換えると@docomo/@ezweb/@softbankのアドレスが使えなくなります。銀行・病院予約・ショッピングサイト・孫からの連絡など、登録しているサービスを全て確認し、Gmailへ変更してから乗り換えてください。これが最も多い「失敗した」の原因です。
⚠️ かけ放題オプションの確認
70代・80代は通話が多い傾向があります。格安SIMの基本料金には通話料が含まれない場合が多く、そのままでは通話するほど高くなります。必ずかけ放題オプションを追加するか、無制限通話が込みのプランを選んでください。UQモバイルは60歳以上向けに月880円の無制限かけ放題あり。
⚠️ 昼間の速度低下
純粋なMVNO格安SIMは昼12〜13時に速度が落ちることがあります。動画をあまり見ない高齢者の方にはほぼ影響ありませんが、デイサービスや通院先で調べ物をする機会が多い方は、速度が安定しているUQモバイル・ワイモバイルのサブブランドが安心です。
⚠️ 家族の連絡手段の変化
乗り換え後の電話番号は変わりません。しかし家族がSMSやキャリアメールで連絡していた場合は影響が出ます。乗り換え前に家族全員に「LINEに統一する」などの連絡手段変更を周知しておくと安心です。
✅ 端末残債の確認
今使っているスマホを分割払いで購入している場合、乗り換え後も残債の支払いが続きます。乗り換え前にキャリアのマイページで残債額を確認してください。残債がある場合でも乗り換えは可能で、違約金はありません。
💡 緊急連絡手段の確保
スマホの操作に不安がある高齢者の方には、「緊急SOS」機能の設定と、よく電話する番号(家族・かかりつけ医・救急)をホーム画面のショートカットに登録しておくことをおすすめします。乗り換え完了後に一緒に設定してあげてください。
乗り換え後に親が困らないためのサポートのコツ
乗り換え直後に「電話できなくなった」「LINEが開かない」などの連絡が来ることがあります。事前に以下を設定しておくと、その後のサポートが格段に楽になります。
| やること | 理由 | 設定方法 |
| 文字を大きくする |
見えにくいと操作ミスが増える |
設定→アクセシビリティ→テキストサイズを「最大」に |
| よく使う連絡先を大きなボタンにする |
電話をかけやすくなる |
ホーム画面に家族の連絡先ショートカットを追加 |
| Wi-Fi自動接続を設定する |
自宅では通信料を使わなくなる |
設定→Wi-Fi→自宅のWi-Fiを選択して接続 |
| 遠隔サポートアプリを入れる |
離れていても画面共有でサポートできる |
「Googleリモートデスクトップ」や「AnyDesk」をインストール |
| マイページアプリを入れて料金確認を教える |
急な高額請求を防げる |
各キャリアの公式アプリ(My UQ mobile等)をインストール |
💡 遠方の親御さんの場合離れて暮らす親御さんのスマホを乗り換えた場合、Googleリモートデスクトップを事前に設定しておくと、電話で指示しながら画面を確認して操作をサポートできます。「どこを押せばいいかわからない」という電話に対して遠隔で対応できるため、大変便利です。
よくある質問
Q
子どもが親の代わりに格安SIMの手続きをすることはできますか?
▼
基本的には契約者本人(親御さん)が手続きをする必要がありますが、成人した子どもが同席してサポートする形で手続きを進めることは可能です。特に店舗での手続きでは、スタッフが説明してくれるため、家族と一緒に来店して子どもが代わりに内容を確認・説明することができます。オンライン申し込みの場合は本人確認書類のアップロードが必要なため、親御さんのスマホを使って家族がサポートしながら進めるのが現実的です。なお、法的な代理人手続き(成年後見等)が必要な場合は各キャリアにご相談ください。
Q
70代・80代の高齢者はデータ容量はどのくらい必要ですか?
▼
電話・LINEテキスト・地図検索が中心の方なら月1〜3GBで十分です。動画(YouTube・テレビ系アプリ)をよく見る方は5〜10GB程度を目安にしてください。乗り換え前に現在のキャリアのマイページで直近3ヶ月の平均使用量を確認してから選ぶのが確実です。不明な場合は少し多めのプランを選んでおき、3ヶ月後に実際の使用量を確認してプランを下げる方法が安心です。
Q
らくらくスマートフォンは格安SIMで使えますか?
▼
富士通の「らくらくスマートフォン」はドコモ向けに販売されているモデルが多く、SIMロック解除後に格安SIMで使えます。UQモバイルでは「らくらくスマートフォン」を取り扱っており、UQモバイルのSIMとセットで購入することも可能です。シャープの「AQUOSかんたんスマホ」もシニア向けで人気があり、こちらはSIMフリー版が販売されています。端末を替える場合は大きな文字・シンプルな操作画面の機種を選ぶと、親御さんが使いやすくなります。
Q
格安SIMに変えると救急・緊急電話(110・119)はかけられますか?
▼
はい、格安SIMでも110(警察)・119(救急・消防)・118(海上保安庁)への緊急電話は通常通りかけられます。SIMの有無に関わらず、電池が残っていればどのスマホからでも緊急電話が可能です。ただし格安SIMの場合、災害用伝言板(171)は使えない場合があります。災害時の安否確認はLINEや家族への直接電話を代替手段として設定しておくとよいでしょう。
※本記事の料金情報は2026年5月時点のものです。料金・サービス内容は変更になる場合があります。申し込み前に必ず各社の公式サイトでご確認ください。
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