mineo(MVNO格安SIM)とワイモバイル(ソフトバンクのサブブランド)は、「コスパで選ぶ格安スマホ」を検討する人が必ず候補に挙げる2社です。しかしその設計はまったく別物。mineoは「ドコモ・au・SBの3回線を選べ、パケット放題でデータを気にせず使えるMVNO」、ワイモバイルは「SB光とのセット割最大-1,650円・LYPプレミアム付帯のサブブランド」です。
さらに2026年6月2日からワイモバイルのシンプル3が220円値上げ予定であることも踏まえ、この記事では2026年4月の最新情報で14項目を徹底比較します。
| プラン・容量 | mineo(マイピタ) 割引なし通常料金 |
ワイモバイル(シンプル3) | |
|---|---|---|---|
| 現行(〜2026年6月1日) | 値上げ後(2026年6月2日〜) | ||
| 小容量(3〜5GB) | 1,298円(3GB) +パケ放題1Mbps無料付帯 |
3,058円(5GB) 割引後:858円〜(SB光+PayPayカードGold) |
3,278円(5GB) +220円 割引後:1,078円〜 |
| 中容量(7〜15GB) | 1,518〜1,958円(7〜15GB) 15GB以上でパケ放題3Mbps無料 |
ワイモバイルに7〜15GBプランなし Sの5GBかMの30GBのみ |
|
| 中〜大容量(30GB) | 2,178円(30GB) パケ放題3Mbps無料付帯 |
4,158円(M・30GB) 割引後:1,628円〜 |
4,378円(M・30GB) +220円 割引後:1,848円〜 |
| 大容量+かけ放題(35GB) | 2,948円(50GB) +かけ放題別途550円 パケ放題3Mbps無料付帯 |
5,258円(L・35GB+10分かけ放題) 割引後:2,508円〜 |
5,478円(L) +220円 割引後:2,728円〜 |
・7GB:1,518円
・15GB:1,958円(パケ放題3Mbps無料)
・30GB:2,178円(パケ放題3Mbps無料)
・値上げ予定:なし
おうち割+PayPayカードGold:858円〜
・M(30GB):4,158円→6月〜4,378円
最大割引後:1,628円〜
・L(35GB+かけ放題):5,258円→6月〜5,478円
最大割引後:2,508円〜
・3/7GBデュアル:パケット放題1Mbps 無料付帯
・3Mbpsで動画(標準画質)・SNS・LINE通話が快適
・ただし平日12時台は32kbpsに制限(昼休みの速度低下)
・プランのデータを使い切ると速度制限
・シンプル3 S速度制限後:最大300kbps
・M/L速度制限後:最大1Mbps
・追加データは有料チャージが必要
・昼(12時台)・夕方(18〜21時)に速度低下あり
・平日12時台のパケット放題:32kbps(特別制限)
・通常時の平均速度:20〜50Mbps(時間帯で変動)
・昼夜問わず速度が安定
・テレワーク・動画・オンラインゲームも快適
・平均ダウンロード速度:80〜120Mbps前後
・パケットギフト:家族・友人にデータを無料プレゼント
・マイネ王:ユーザーコミュニティで質問・情報交換
・ゆずるね。:混雑時の節約でポイント獲得
→Yahoo!ショッピング ポイント倍率UP
→PayPayポイント増量
→LINEスタンプ使い放題
・キャリアメール(@ymobile.ne.jp)無料
・マイピタ全コースの料金は据え置き
・安心して長期利用できる安定した料金設計
・現在加入中→「シンプル3 特別割引」で12月31日まで値上げ前料金維持
・2026年7月1日:旧シンプル S/M/Lも+330円値上げ
・値上げ後はセット割込みでもmineoとの差が縮まる
| 比較項目 | mineo | ワイモバイル | 有利 |
|---|---|---|---|
| データ繰り越し | ◎ 翌月末まで | ◎ 翌月末まで | 引き分け |
| 家族割 | -55〜165円/回線 | ◎ 家族割引サービス -1,100円/回線(2回線目以降) | ワイモバイル |
| 光回線セット割 | eo光(関西限定)のみ | ◎ おうち割光セット -1,650円(SB光・SB Air等) | ワイモバイル |
| 店舗数 | 一部家電量販店・直営店 | ◎ ソフトバンクショップ 約4,000店(業界最多) | ワイモバイル |
| キャリアメール | なし | ◎ @ymobile.ne.jp 無料 | ワイモバイル |
| 回線の選択肢 | ◎ ドコモ・au・SB 3回線から選択可 | ソフトバンク回線のみ | mineo |
| お試し制度 | ◎ お試し200MBコース(最大2ヶ月) | なし | mineo |
| 解約金 | なし | なし | 引き分け |
| eSIM対応 | ◎ | ◎ | 引き分け |
3GB・1,298円〜。光回線セット割なしでは全帯域でmineoが安い。
おうち割光セット(-1,650円)でシンプル3 Sが858円〜。セット割なしのmineoより安くなる。
15GBで1,958円。パケット放題3Mbps無料付帯で実質使い放題。ワイモバイルにこの仕組みはない。
LYPプレミアム(月508円相当)が無料付帯。Yahoo!ショッピングのポイント倍率UPが受けられる。
SBサブブランドの専用帯域で昼夜安定。mineoは平日12時台に大きな速度低下がある。
フリータンク・パケットギフトでデータをシェア。ワイモバイルにはこの仕組みがない。
@ymobile.ne.jpが無料。銀行・公共サービスにキャリアメールを使っている方に大きなメリット。
2026年6月以降も値上げ予定なし。ワイモバイルの値上げに不満なユーザーの乗り換え先として有力。
mineoは関西電力グループ・株式会社オプテージが提供するMVNO格安SIMです。ドコモ・au・ソフトバンクの3回線から選べる柔軟性と、月1,958円(15GB)で実質使い放題になる「パケット放題3Mbps」が最大の強みです。フリータンクやパケットギフトなどユーザー同士でデータを融通し合う独自のコミュニティ文化も根強い人気があります。2026年6月のワイモバイル値上げを機にmineoへの乗り換えを検討するユーザーが増えています。
ワイモバイルはソフトバンクが運営するサブブランドです。SoftBank光・SoftBank Airとのおうち割光セット(-1,650円)が業界最大水準で、条件を満たせばシンプル3 Sが858円〜という最安水準を実現できます。LYPプレミアム(Yahoo!ショッピング・PayPay等の特典・月508円相当)無料付帯、約4,000店のソフトバンクショップという最多店舗網も強みです。ただし2026年6月2日から+220円の値上げが予定されています。
SoftBank光・SoftBank Airのおうち割光セット(-1,650円)が適用できているかどうかが最大の判断ポイントです。セット割適用中であれば、値上げ後もワイモバイルのコスパは高く、無理に乗り換える必要はありません。一方、セット割を使っていない方(ワイモバイルを割引なしで使っている方)は、値上げ後さらに割高になるため、mineoへの乗り換えで大幅な節約が期待できます。また月のデータ使用量が7〜15GBの方は、ワイモバイルにそのレンジのプランがないため、mineoの方が無駄なく使えます。
ワイモバイルが明確に速いです。ワイモバイルはSoftBankサブブランドとして専用帯域を使用するため、平均80〜120Mbpsの安定した速度が出ます。mineoのパケット放題3Mbpsは「最大3Mbps」という上限速度で使い放題になる仕組みで、通常のスマホ利用(SNS・標準画質動画・LINE通話)には十分ですが、速度そのものはワイモバイルに大きく劣ります。また平日12時台はmineoの速度制限(32kbps)がかかるため、この時間帯はワイモバイルとの差が特に開きます。
主に3点確認してください。①キャリアメール:ワイモバイルのキャリアメール(@ymobile.ne.jp)はmineoに乗り換えると使えなくなります。銀行・通販・重要サービスに登録している場合は乗り換え前にメールアドレスの変更手続きが必要です。②LYPプレミアム:mineoにはLYPプレミアムの無料付帯がないため、Yahoo!ショッピングのポイント倍率特典がなくなります。③速度体感:ワイモバイルのSBサブブランド品質からmineoのMVNO品質に変わるため、特に昼間の速度体感が変わる場合があります。mineoのお試し200MBコース(最大2ヶ月)で事前に速度を確認してから乗り換えることをおすすめします。
2026年6月1日までにシンプル3 S/M/Lに加入したユーザーに対し、6月2日〜12月31日まで値上げ前の料金と同額で使えるようにする自動適用の割引です。つまり2026年6月1日(web申込は5月24日20時)までに加入すれば、約半年間は値上げの影響を受けません。2027年1月以降は値上げ後の料金が適用されます。ワイモバイルを検討している方は、この期間内に申し込む方が有利ですが、2027年以降の料金も含めて長期的にコスパを見る必要があります。
SoftBank光のセット割(-1,650円)が使えるかどうかで結果が変わります。セット割なしの場合:mineo4人×7GB(家族割適用)=約5,852円〜、ワイモバイル4人×シンプル3 S(家族割適用・2回線目以降-1,100円)=値上げ後の計算で4人合計が変動します。セット割あり(SB光利用中)の場合:ワイモバイルが有利になる帯域があります。一般的に少量データ(7GB以下/人)ならmineoが安く、SB光のセット割+大容量が必要な家族にはワイモバイルが向いています。1人あたりの月間データ使用量を確認してから判断するのがおすすめです。
14項目の比較結果をシンプルにまとめます。
最大の判断軸は「SoftBank光・SoftBank Airのセット割が使えるか」です。セット割が使えればワイモバイルのコスパが大きく上がり、使えない場合はmineoが全帯域で安くなります。また「月に7〜15GBのデータを使う」という方には、そのプランが存在しないワイモバイルより、細かく選べるmineoの方がフィットします。2026年6月の値上げを控えた今、改めて自分の光回線環境と月間データ使用量を確認してから判断することをおすすめします。
※ 料金はすべて税込。2026年4月時点の情報です。
※ mineoのマイピタ料金はデュアルタイプ(音声通話付き)の参考価格です。
※ ワイモバイルの「割引後」料金はおうち割光セット(A)[SoftBank光(A)適用例]+PayPayカードゴールド割適用時の参考価格です。
※ ワイモバイルの2026年6月2日値上げ後料金:シンプル3 S/M/Lが+220円。2026年6月1日までに加入した方は「シンプル3 特別割引」で12月31日まで改定前料金が維持されます。
※ mineoのパケット放題3Mbpsは平日12時台に最大32kbpsに制限されます。また3日間で10GB以上利用時に混雑回避の速度制限が適用されます。
※ LYPプレミアムの特典内容は変更される場合があります。
※ プラン内容・キャンペーンは変更される場合があります。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。



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