60代・70代の方が格安SIMに乗り換えると、月3,000〜6,000円、年間36,000〜72,000円の節約が現実に可能です。LINEも電話番号もそのまま引き継げます。
「スマホ操作が心配」「手続きが難しそう」というのが格安SIM乗り換えをためらう主な理由ですが、子供や家族が代わりに設定することで、当日すべてが完結します。この記事では2026年5月現在の最新情報をもとに、シニアに本当に向いている格安SIM5社を解説します。
au(KDDIグループ)のサブブランド
楽天グループ独自回線
NTTドコモ回線のMVNO
IIJ(インターネットイニシアティブ)のMVNO
ドコモ回線 / ドン・キホーテグループ
| キャリア | 最安月額 | 回線 | 対面サポート | かけ放題 | シニアにおすすめの理由 |
|---|---|---|---|---|---|
| UQモバイル | 2,365円〜(4GB・割引後) | au | ◎ 全国店舗 | +880円/月(5分) | 速度・サポートNo.1 |
| 楽天モバイル | 1,078円〜(3GB以下) | 楽天 | ○ 楽天Shop | 無料(Linkアプリ) | 月額最安・通話無料 |
| 日本通信SIM | 290円〜(1GB) | ドコモ | × オンラインのみ | +550円/月〜 | 絶対的な最安値 |
| IIJmio | 440円〜(2GB) | ドコモau | × オンラインのみ | +220円/月(5分) | 端末セット・家族割引 |
| トーンモバイル | 2,200円(端末込み・定額) | ドコモ | ○ ドンキ店舗 | なし | 見守り機能が唯一無二 |
60代・70代のシニアへの格安SIMおすすめは目的別に異なります。店舗サポートを重視するならUQモバイル(月2,365円〜)、とにかく安くしたいなら楽天モバイル(月1,078円〜)または日本通信SIM(月290円〜)、見守り機能が必要ならトーンモバイル(月2,200円・端末込み)、端末ごと買い替えたいならIIJmio(月440円〜・端末セット割引あり)が最適です。「子供が設定できる環境があるか」が選択の分岐点になります。
格安SIMに変えても、LINEや電話の使い方は何も変わりません。変わるのはSIMカードが入れ替わることだけです。スマホ本体の操作は今まで通りです。難しいのは「乗り換え手続き」の部分のみで、これは子供や家族が代わりに行うことができます。UQモバイル・楽天モバイルは全国の店舗で対面サポートを受けながら乗り換えができるため、シニアの方でも安心して利用できます。
はい、子供や家族が代わりに手続きできます。ただし、本人確認書類(免許証・マイナンバーカード等)と契約者本人(親)の同意が必要です。UQモバイル・楽天モバイルなど多くの格安SIMが家族による代理申し込みに対応しています。当日は親同席のうえで子供が操作するケースが最もトラブルが少なく、LINEの引き継ぎ・APN設定・ホーム画面の整理まで一気に完了させるのがおすすめです。
電話番号はMNP(番号ポータビリティ)でそのまま引き継げます。LINEもバックアップと電話番号認証の手順を踏めば友だちリスト・トーク履歴ごと引き継げます。格安SIMに変えた後も、かかってくる電話・LINEの使い方はまったく変わりません。注意点は、LINEのバックアップを事前にとっておくことと、乗り換え当日に旧SIMが使えなくなるため短時間の通信断が発生することです。
ドコモ・au・ソフトバンクの標準プラン(月6,000〜8,000円)から格安SIMに変えた場合の節約目安は次の通りです。UQモバイル(月2,365円〜)に変えると月3,600〜5,600円・年間43,000〜67,000円の節約、楽天モバイル(月1,078円〜)なら月4,900〜6,900円・年間59,000〜83,000円の節約が可能です。Wi-Fi中心でLINEのみ使う方は日本通信SIM(月290円〜)で年間70,000円以上の節約になる場合もあります。
ソフトバンクの「シニア向け割引(スマホデビュープラン等)」は一定の割引がありますが、月額は3,000〜5,000円台が中心で、格安SIMの月1,000〜2,000円台と比べると依然として割高です。ただし通話が非常に多い(1日に何度も長電話する)場合は、通話無料オプションとのセットでお得になるケースもあります。通話が月30分以内程度なら格安SIMの方が確実に安く、電話番号もそのまま引き継げます。年間の節約額を比較して判断することをおすすめします。
トーンモバイルの否定的な口コミは主に「通信速度が遅い」「専用端末しか使えない」「通話料が別途かかる」という点に集中しています。実際、トーンモバイルはドコモのMVNO回線を使用しており、昼間はほかの格安SIMと同様に速度低下が起きやすいです。また、TONE e22専用端末でしか使えないため、使い慣れたスマホをそのまま使えません。一方で見守り機能・端末込み定額・使いすぎ防止という点では他社にない強みがあります。「通信速度より見守り機能が最優先」という場合のみ選択肢になります。
格安SIMへの乗り換えに必要なものは①本人確認書類(運転免許証またはマイナンバーカード)、②クレジットカードまたは銀行口座、③現在使っているスマホ(SIMロック解除済みが必要な場合あり)、④MNP予約番号(電話番号を引き継ぐ場合・MNPワンストップ非対応の場合のみ)の4つです。UQモバイルや楽天モバイルは店舗で当日完結でき、子供が同伴すれば設定まですべてお任せできます。
格安SIMのサポート体制はキャリアによって大きく異なります。UQモバイル:全国の実店舗で対面サポートあり(au Shop・UQスポット・家電量販店)、楽天モバイル:楽天Shop・家電量販店でサポートあり、日本通信SIM・IIJmio:電話・チャットのみ(店頭窓口なし)です。日常的なスマホ操作の質問は子供がサポートする前提であれば、どのキャリアでも問題ありません。乗り換え後の初期設定さえ完了すれば、使い方は今まで通りです。
ドコモの「らくらくスマートフォン」はドコモ専用端末のため、格安SIMは使えません。SIMロック解除もできない仕様です。格安SIMを使いたい場合は、SIMフリーのAndroid(AQUOS sense・arrows等)かiPhoneに買い替える必要があります。「らくらく」という名前ではなくても、シンプルモードを使えば普通のスマホでも十分シニアに使いやすい設定ができます。
多くの格安SIMは年齢による特定の「シニアプラン」を設けていませんが、そもそもの月額が大手キャリアより大幅に安いため、シニアが使っても十分にメリットがあります。2026年5月現在、IIJmioは「シニアプラン」は特にありませんが月440円〜の低価格プランが事実上シニアに最適です。一方、大手キャリアの「シニア向け割引」は特定条件が必要なことが多く、実際の月額は3,000〜4,000円台が中心で格安SIMより高い場合がほとんどです。
LINEと通話が中心・外出時以外はWi-Fiを使う方なら1〜3GBで十分です(日本通信SIM シンプル290・楽天モバイルの1,078円プランが最適)。地図アプリやYahoo!ニュース・ちょっとした動画も見る方は5〜10GBあると安心です(IIJmioの6GBプランやUQモバイルの4GBプランが向いています)。YouTube動画をよく見る・テザリングを使う方は20GB以上を検討してください。まず今の月のデータ使用量をスマホの設定で確認してから選ぶのが失敗しないコツです。
※ 料金はすべて税込。2026年5月時点の情報です。最新情報は各キャリア公式サイトでご確認ください。
※ UQモバイルの月額はau PAYカード割・自宅セット割等の適用前後で異なります。
※ 楽天モバイルの月1,078円は3GB以下の場合。3GB〜20GBは2,178円、20GB超〜無制限は3,278円です。
※ MNP手続きは本人または代理人(同伴の家族)による手続きが必要です(各社規約をご確認ください)。
※ トーンモバイルは月2,200円のTONE SIMプランを参照。通話料は別途11円/30秒かかります。



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