ソフトバンクは5G人口カバー率96%・PayPay経済圏との連携・豊富なキャンペーンが魅力の大手キャリアです。しかし2026年7月1日から月額+110〜550円の値上げが確定しており、料金の高さや割引条件の複雑さに不満を感じているユーザーも少なくありません。
この記事ではソフトバンクの正直なデメリット7つを解説し、「このまま使い続けるべき人」と「乗り換えを検討すべき人」を明確に分けます。契約前・見直し前に必ず確認してください。
ソフトバンクは2026年7月1日より、既存の全料金プランを月額+110円〜+550円値上げします。これは「料金改定」という表現が使われていますが、実態は一方的な値上げです。
| プラン名 | 現行料金(税込) | 値上げ後 | 差額/月 | 年間負担増 |
|---|---|---|---|---|
| ペイトク無制限 | 7,128円 | 7,678円 | +550円 | +6,600円 |
| メリハリ無制限+ | 4,928円 | 5,478円 | +550円 | +6,600円 |
| ペイトク50 | 6,028円 | 6,358円 | +330円 | +3,960円 |
| ミニフィットプラン+ | 3,278円〜 | 3,608円〜 | +330円 | +3,960円 |
特に影響が大きいのは無制限プランユーザー。年間6,600円の追加負担は、格安SIMに乗り換えると丸ごと消えるコストです。
ソフトバンクの公式サイトに掲載されている「月額○○円〜」という料金は、複数の割引を重ねがけした後の最安値です。実際の支払い額はまったく異なります。
ソフトバンクの目玉プラン「ペイトク」「ペイトク2」は、PayPayカードまたはPayPayカード ゴールドによる支払いが適用条件です。PayPayを日常的に使わない方には、ポイント特典がまったく活かせません。
| 利用状況 | ペイトク特典 | 評価 |
|---|---|---|
| PayPayを毎日使う・PayPayカード保有 | ポイント還元率UP・最大還元で実質割引 | ◎ メリット大 |
| PayPayは月数回使う程度 | 還元額は微々たるもの(月数十円〜数百円) | △ 恩恵小 |
| PayPay非利用・現金払い中心 | ポイント特典ゼロ。基本料だけ払う状態 | ✗ 意味なし |
ソフトバンクは2026年5月時点で5G人口カバー率96%を達成していますが、都市部・オフィス街での実績に比べ、地方・郊外・山間部での電波品質はドコモに比べると安定性が劣るケースが報告されています。
| 利用シーン | ソフトバンク | ドコモ | au |
|---|---|---|---|
| 都市部・駅周辺 | ◎ 高速・安定 | ◎ | ◎ |
| 郊外・住宅地 | ○〜△ エリアによる | ◎ 安定 | ○ |
| 地方・山間部 | △ 圏外になりやすい | ○ 最強クラス | △〜○ |
| 地下鉄・トンネル | ○ 主要路線は対応 | ◎ | ○ |
特に兵庫・奈良・和歌山などの山間部が多い地域に住んでいる方や、出張で地方移動が多い方は、事前にエリアマップで確認することを強く推奨します。
データ使用量が少ない方向けのミニフィット2(〜2GB:3,608円予定)は、新みんな家族割が適用されません。家族でソフトバンクを使っていても、小容量プランを選んだ人だけ割引対象外になるという歪な設計です。
こうした方には、ミニフィット2よりイオンモバイル(500MB〜・月額803円〜)やIIJmio(2GB・月858円)の方が、データ容量あたりのコストパフォーマンスが圧倒的に高くなります。
2026年7月1日以降に新規・MNPで加入した場合、回線提供開始月から12ヶ月以内に解約すると契約解除料1,100円が発生します。金額は少額ですが、「合わなかったらすぐ解約」という戦略が取りにくくなりました。
ソフトバンクの最安クラス(ミニフィット2・2GB以下)でも値上げ後は月3,608円〜。同じデータ容量を格安SIMで使うと4分の1以下のコストで済むケースがあります。
| キャリア | データ量 | 月額(税込) | 年間コスト |
|---|---|---|---|
| ソフトバンク(ミニフィット2・2GB) | 〜2GB | 3,608円〜 | 43,296円〜 |
| ソフトバンク(メリハリ無制限+) | 無制限 | 5,478円〜 | 65,736円〜 |
| ahamo(30GB) | 30GB | 2,970円 | 35,640円 |
| LINEMO(スマホプラン) | 20GB | 2,728円 | 32,736円 |
| IIJmio(15GB) | 15GB | 1,650円 | 19,800円 |
| 楽天モバイル(無制限) | 無制限 | 3,278円 | 39,336円 |
ソフトバンクからの乗り換え先としてセット割・家族割なしで比較した場合の最有力候補3社を解説します。
30GB以上使う・ドコモ品質のエリアが欲しい・海外によく行く方。かけ放題(5分)込みで通話コストも低い。大盛り110GBも月4,950円と圧倒的コスパ。
LINEをよく使う・データ使用量が少ない・ソフトバンク回線品質を維持したい方。LINEギガフリーでLINE通話・トーク・通話が使い放題。
データ無制限を月3,278円で使いたい・楽天経済圏を活用している方。プラチナバンドの整備でエリアも改善中。かけ放題も含んでいるので通話コストゼロ。
2026年6月30日までに解約・他社へのMNP転出を完了すれば、値上げ後の料金は発生しません。ただしソフトバンクは解約月の日割り計算が行われないため、月末近くに解約するのがもっともお得です。MNP転出の予約番号取得から転出完了まで最短1〜2日で完了します。
LINEMOはソフトバンク回線を使用するため、電波品質・つながる場所はソフトバンクとまったく同じです。4G・5G対応エリアも変わりません。月額はスマホプラン(20GB)で2,728円と、ソフトバンク本体より大幅に安くなります。
2022年以降に契約した多くのプランでは違約金が廃止されています。ただし2026年7月1日以降の新規・MNP契約は12ヶ月以内の解約で1,100円の契約解除料が発生します。また「SoftBank 光+」(光回線)は契約期間満了以外での解約に月額基本料相当額の解除料が必要なため、光回線との抱き合わせ解約には注意が必要です。
ソフトバンクが本来の価値を発揮するのは①SoftBank光と合わせて「おうち割」を活用できる、②家族3人以上でまとめて新みんな家族割を使う、③PayPayを日常の決済に使っておりペイトクの特典が活かせる──という3条件が揃った場合です。これらすべてを満たさない方は、同等の品質でより低コストな選択肢(ahamo・LINEMO・楽天モバイル)の方が適しています。
コスト面ではワイモバイルの方が割安ですが、2026年6月からワイモバイルも値上げ(シンプル3 S/M/Lで月220〜330円値上げ)が実施されています。電波はどちらもソフトバンク回線を共有。ソフトバンク本体はPayPayポイント還元・キャリアオプション・端末の取り扱いが豊富で、ワイモバイルは料金の安さとシンプルさが強みです。セット割なし・コスト重視なら両社ともLINEMO(ソフトバンク同回線)が最安の選択肢になります。



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